4年生の道徳。
この時間の課題は「あってもいいぢかいかどうかを考えよう」。
ワークシートに示された4つの“ちがい”について、まず、一人ひとりが「あってもいいちがい」か「あってはいけないちがい」かを判断し、その理由も併せて書きました。
学級のみんなで考えを出し合ってみると、4つ目の「ピンクのかわいい筆箱を持っている男の子に対して、周りの子が『男なのにそんな筆箱使うの?』と言った」ことは、みんなが「あってはいけない」と答えました。
その理由は、
「自分の心を決めるのは自分だから」
「『ピンクは女の子』というイメージに縛られている」
「決めつけはダメ」
「人の好みを決める権利はない」
などなど、その筆箱を持っている子の立場に立ったり、自分の経験をもとにした意見がたくさん出されました。
続けて、「どうすれば『あってはいけないちがい』がなくなるか」考えました。
「イメージをなくしていこう」
「好みを見せ合い、認め合う」
「気になることがあったら、注意し合う、声をかけ合う」
「まずは、自分が差別をしない」
最後にこの時間のまとめとして、学習を通してわかったことや自分でできることをシートに書きました。
誰もが大切にされ、安心して過ごせるよう、一人ひとりが考えて行動に移していけるといいですね。
