3年生の教室に2つの行列。子どもたちは皆、タブレットを持っています。
行列の先頭を見てみると、オープンスペースのテーブルには、モンシロチョウの入った虫入れが、窓側の近くには、アオムシの入ったトレイが置かれていました。
学年園のキャベツに産み付けられた卵を教室に持って来て育てていたものが、アオムシからさなぎになり、羽化してモンシロチョウへと育っていったのです。
子どもたちは順番が回ってくると、タブレットを構えてピントを合わせ、シャッターボタンを「パチリ」と押して撮影し、チョウを取った子はアオムシの列へ、アオムシを撮った子はチョウの列へと移動していきました。
席に戻ったらタブレットをキーボードとドッキングして、先程撮った画像を再生し、チョウとアオムシの様子を絵と文でノートに記録します。
目で見て記録しようとすると、動いて形が変わったり、飛んでいなくなったりして困ることがありますが、タブレットで撮影すれば後でじっくり、より詳しく見たいところは拡大して見ることができるので、観察の大きな武器になりますね。
