四日市市立日永小学校
 
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2021/05/28

3年 安全に気をつけて

| by 日永っ子のようす
3年生は図工科で、“小刀”を用いた創作活動に取り組みます。
その前に、小刀を扱う練習。
ケガすることのないよう、正しい扱い方を知り、それを身に付けることはとても大切です。
子どもたちは教師の指導の下、1つずつ手順に沿って、安全を確かめながら練習を進めました。
手を守るために、聞き手ではない方に手袋を着けます。
小刀間のさやをはずすときは、両手の親指を押し合うようにしてゆっくり抜く。うまく力が入らない子は、少し揺らしながら。
刃は、絶対に人に向けない!
家から持ってきた割りばしを削ってみましょう。
割りばしを割ったら、手の甲が下になるように持って、端の先を工作板の角に当てる。こうすると、はしが固定されて削りやすくなるうえに安全です。
いよいよ小刀で削るのか、と思いきや、まだまだ、念には念を入れて。定規を小刀に見立てて、削る真似をします。子どもたちの様子を見ると、このような刃物を使うのはおそらく初めてだと思われる子がほとんどでした。はしと刃がほぼ直角に当たっている子や平行になっている子がたくさんいます。これでは…。
さあ本番。
さやをはずして、割りばしを持って工作板に当てたら、小刀の刃をはしに当てて力を込めます。が、案の定、思うようには削れません。
刃が刺さったままびくともしない子。
刃が、するっと滑ってしまう子。
木をこするような感じになってしまい、粉のような削りカスが出る子。
なかなかうまくいかないようです。
刃物が怖いのか、腕をいっぱい伸ばし、さらに頭を後ろに引いて小刀を動かす子も。
まさに「悪戦苦闘」
「いろいろ刃の向きを変えてやってごらん。あまり力を入れなくても、うまく削れるところがあるよ」
とアドバイスすると、いろいろ試しているうちにコツがつかめてきたようで、
「見て」「できた」「鉛筆みたいになってきた」「これでいいですか」
なんて言いながら、自分で削ったはしの先を、満足そうに見つめています。
一に練習二に練習、三四が無くて五に練習!がんばれ3年生。
くれぐれも約束事を守って、安全に。

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