四日市市立保々中学校
                                                             校 歌                作詞/山口誓子 作曲/伊藤亘行 
一、行きゆくは    二、ともどもに    三、道遠く
     八風街道       機械動かし      行きて学ぶに
    山越えて       ものつくる      よろこびて
      行きてはるけし    ことのよろこび    ものをつくるに
    かくあるよ      若くして       すこやけく 
     学びの道も      吾らも知れり     吾らはあらん
    かくあるよ      若くして       すこやけく
     学びの道も      吾らも知れり     吾らはあらん

512-1035 三重県四日市市西村町2787-2 電話:059-339-0034/059-339-8000 FAX:059-339-8001
 
 

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2022/08/22

地域の自然と生活

| by 管理職
8月9日・10日に第69回全国中学校理科教育研究会(三重大会)が四日市市にて、対面・オンラインのハイブリッドで開催されました。全国からたくさんの理科教員・関係者が参加し、理科教育について学び合いました。
そこでは、自然科学についての学びが日常の生活と結びつくことの必要性が改めて確認されたところです。
さて、保々からは鈴鹿の山々を見ることができます。北は藤原岳、南は入道ヶ岳まで見渡せます。この山々の地質や、地形がかかわる気象は地域の暮らしと大きくかかわってきます。例えば、北部の藤原岳、御池岳周辺は石灰岩でできています。石灰岩はセメントなどの原料となり、古くから運び出されてきました。校区を東西に走る三岐鉄道はかつてセメント輸送が主力でした(今も貨物列車が何回か行き来しています)。竜ヶ岳の南から御在所・鎌ヶ岳にかけて分布する花崗岩は御影石として知られています。この花崗岩(マグマが地下深くで固まってできたもの)の貫入はその前の時代に堆積した地層を押し上げ、その熱によって周辺の岩石を変成させました。竜ヶ岳より北の部分と、南の花崗岩との接触した部分にはさまざまな鉱物が発見されています。石灰岩が熱によって変成した大理石、泥や砂が変成されたホルンフェルスなどです。また、近くには青川という川がありますが、ここではさまざまな鉱物が発見されています。そしてこの川を上っていくと治田鉱山という江戸時代に隆盛を極めた銀・銅を採掘した鉱山跡地にでます。
保々中学校から見える鈴鹿の山々について、私たちの生活等と関連することを一部紹介しました。(大地の変化は「中学校1年 理科」で学習します。)【学習したことを生活と関連付けて考えられると、より知識が定着したり、関心が高まったりします。】

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