学校だよりでお知らせしたように今年度の学校評価アンケートで、一番評価が高かった項目は、児童アンケート「あなたは、電子黒板やタブレットを使った授業を受けていますか?」で、4段階評価の3.9でした。どの学級でも授業のねらいに応じて、電子黒板やタブレットドリルを使用しています。
1年生は生活科「いえのしごとしらべ」で、家庭で調べてきた家の人がしている家事労働の内容をタブレットの発表ノートにまとめました。まとめたものは、今後クラスで交流します。調べてきた仕事を入力する前には、文字を入力するためのスペースである付箋の使い方やひらがなを画面に書くことでタブレットが文字を認識して確定する手書き入力の仕方を練習しました。文字の大きさや友だちの作業の様子を学ぶ合うために、一人ひとりのタブレット画面をスクリーンに表して確かめました。自分の名前を入力する練習も行っていました。
2年生は道徳「うつくしいもの、うつくしいこころ」で、自分が「美しい」と思うものの画像をタブレットで検索してさがしました。検索はGoogleの音声認識機能を使い、キーボードで入力せずとも、画像を探してくることができました。また、美しいと思った理由をワークシートに記述させ、その画像を黒板のプロジェクターで映しながら全体に発表しました。
3年生は国語科「人をつつむ形―世界の家めぐり」で、前時に教科書の読み取りで気づいたことを書いた《日本の家調べワークシート》を見ながら、タブレットを使って2つの項目を表にまとめました。家のつくりや材料と人々のくらしや土地の特徴について表にまとめると、その関係がわかりやすくなりました。表に整理するとき子どもたちは、気づいたワークシートの文章をもとに文字を選び意欲的に表に書き込んでいました。