歩いていると目の周りが黒色の鳥が止まっていました。


この鳥はモズ(百舌鳥)と思われます。日本、中国東部から南部、朝鮮半島、ロシア南東部に分布しています。全長約20 cmで、スズメより若干大きい程度です。眼上部に入る眉状の筋模様(眉斑)、喉や頬は淡褐色です。尾羽の色彩は黒褐色で翼の色彩も黒褐色などが特徴です。食性は動物食で、昆虫、節足動物、甲殻類、両生類、小型爬虫類、小型の鳥類、小型哺乳類などを食べます。またモズは捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む習性がありこれをモズの「はやにえ」と呼ばれています。また様々な鳥(百の鳥)の鳴き声を真似た、複雑な囀りを行うことでも知られています。