【南中散歩道】ドクダミ
5月の中旬を過ぎると、南中のあちらこちらで白い花が咲き始めました。





この花は「ドクダミ」と思われます。名
に「ドク」とありますが「ドクダミ」は無毒で、古くから民間薬として利用され、その名前の由来は「毒や傷(いた)み」に効くことから、「毒傷み」が転じたものと言われています。他にどくだみ茶や食用、園芸用などに利用されることもあります。花期は5月~8月で、茎頂または茎の上部の葉腋から長さ1~5 cm の花序柄を伸ばし、その先に小さな花が密集して長さ1~3cm の穂状花序をつけます。花序の基部には長楕円形から倒卵形で長さ1~2cm の白い苞(つぼみを包むように葉が変形した部分)が4枚あります。
【注意】野草や果実など、美味しそうに見えても食するときは、必ず専門家や家の人に判断してもらい食べるようにしましょう。毒がある野草や果実もあるので注意しましょう。