【南中散歩道】甘い香りが漂う花~スイカズラ~
散歩中、白い花が目にに入ってきたので近づくと甘い香りが漂っていました。


この花は、「スイカズラ」と思われます。古くは、子どもが好んで花の管の細いほうを口に含んで、甘い蜜を吸うことが行なわれていたようです。砂糖の無い頃の日本では、砂糖の代わりとして用いられていたみたいです。そのため、花筒をちぎって蜜を吸うところから生まれた名前のようです。 木質のつるで、茎は分岐しながら長くS巻きに伸びて他の植物に絡みつきます。他のつる性植物と比べて穏やかに繁茂してゆき、長さは10m ほどにもなります。花期は5月~7月ごろで、葉腋から花が2個ずつ並んで咲き、夕方から甘い香りが漂います。初夏の香りです。
【注意】野草や果実など、美味しそうに見えても食するときは、必ず専門家や家の人に判断してもらい食べるようにしましょう。毒がある野草や果実もあるので注意しましょうね。