理科の時間にコパル(琥珀になりきっていない若い樹脂)磨きをしました。はじめは白く曇っているコパルを,耐水ペーパーでよく磨いていくと,次第に透明感が出てきます。すると磨く前にうすぼんやりと見えていた,茶色いゴミの様なものの正体が,はっきりしてきます。何とそれはそのままの姿で閉じ込められている,蜘蛛や蚊などの生き物でした。磨くごとに,手足や触角までもがはっきりと見えてます。ついこの間まで動いていたようにも見える,それらの生き物は,およそ100万年も前に生きていたものということで,とても不思議です。
コパル磨き,ちょっとくせになりそうです。