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2018/10/05

北署で学ぶ。火の用心

| by 富洲原小学校教職員

二学期が始まってから,社会では防災の勉強をしています。
「自分たちの安全なくらしを守る」ことをテーマに,そのための設備や仕事,自分にできることは何かを,考えてきました。

今日は,火事に,災害に,多くの現場で活躍する消防士さんに会いに,四日市市北消防署に見学に行ってきました。

 

まずは,4年生みんなで消防士さんのお仕事や,火事のこわさ,避難の時の鉄則について,具体的にお話を聴きました。パワーポイントやレーザーポインター,写真なども使っていただき,とても分かりやすく説明していただきました。真剣にメモをとる子や,興味をもって質問をする子がたくさん見られました。
さらにここでは,天ぷら火災実験も見せていただきました。徐々に広がる油のにおいに「揚げ物のにおいがする。おいしそう!」と言っていた子も,突然大きく上がった火柱には,目が点に。会場が子どもたちのどよめきでいっぱいになりました。

次いで,各クラスに分かれて,水消火器体験,車両見学,煙体験をさせていただきました。
 
様々な用途の車両や,消火器の使い方,先ほどみんなで学んだ避難の時の鉄則などを,実際に見て,触って,感じて,体験することで,子どもたちの中の学びも深まったことと思います。ふりかえりには,
「煙体験では,前も見えなかったし,煙を少し吸っただけなのに,息が苦しくなった。火事のこわさがよくわかった。」
「消防署の人たちが,火事が起きないように,予防をしていることが分かった。自分たちがちょっとしたことに気を付ければ,火事は防げることを勉強した。」
「消防士の人が教えてくれた通り,まず自分の命を守るために行動しようと思った。」
と,書いてありました。一人一人が,火事を起こさないために,命を守るために,どうすればよいのか考えられた,貴重な体験でした。
この機会に,お子さんと一緒に,お家の「安全」についてお話していただけるとありがたいです。
18:16