記録をスプレッドシートにまとめました。
一番右の水色のグラフが記録会の記録です。みんなの目標を平均したら1031mでしたが、今日の記録の平均は1039mでした。8mではありますが、みんなで目標を達成しました。高い目標を設定したはずでしたが、見事に目標を超える記録を出したことになります。

記録を分析してみます。
R4年度の平均記録は890mでした。今日の記録会は平均1039mでしたから、150m伸びたことになります。

「みんな持久力がついた」ということも言えますし、
「昨年、もっと力を出せたはずだった」という見方もできます。

子どもたちに聞いてみると、
「たしかに、去年はがんばりどころがわからなかった」
「今年はラストスパートがんばれた」
という声が。

4年生は、「自分の目標を達成できるペースを考えて走る」をテーマにしていましたので、走るコツをつかめた子が記録を伸ばせたのではないでしょうか。

「1年で150m伸びる」を来年に当てはめると、平均記録が1180mとなり、中学校体力テストの持久走(男子1500m女子1000m)に当てはめると男子6点、女子8点のペースです。小学生の目標としては現実的ではありません。

「1年間で40m~60mの伸び」が目標としては適切なところかなと思います。

登下校も含め、休み時間の外遊び、スポーツ系の習い事、休日の少し方で持久力はかわってきます。運動習慣を身につけることは、宝物をgetしたことと同じです。

1000m達成した子たちへ
そのペースでマラソンを走り切れば、3時間30分となります。
これはフルマラソンの大会でも上位10~20%に入る記録です。
1250mを達成した子たちへ
このペースはフルマラソン3時間切りのペースです。
”サブスリー”と言われるのはこの記録ですね。
4年生でも数人がこのペースをクリアしていました。
ちなみに、テレビで見る箱根駅伝や〇〇国際マラソンの男子は1キロ3分ペース、女子だと3分20秒ペース(5分で1500m)で走っています。いかに実業団スポーツ選手のペースが速いかがわかります。
羽津地区には、先に行われた全日本大学駅伝に出場した選手もいます。
このかけ足をきっかけに、生涯にわたって運動に親しめる子が増えてくれるといいです。