四日市市立日永小学校
 
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2022/02/28

6年 ベーコンエッグ

| by 日永っ子のようす
6年生が家庭科の調理実習で、ベーコンエッグをつくりました。
エプロンなどを身に着けて手を石鹸で洗い、さらにアルコールで消毒したら身支度完了。
続いて用具類の準備。
アルコール消毒を済ませた調理器具や食器をテーブルに持っていき、それらを洗剤で洗います。
こうして、子どもたちの手指も扱う用具も感染防止対策が完了。
では、調理に取り掛かりましょう。
メニューは“ベーコンエッグ”。
班の中で作業を分担することは好ましくないので、自分で自分の分を調理し、取り分けたりすることなく食べられるメニューを選びました。
調理は、フライパンとそのふた以外は、器も菜箸も1人1つずつ使います。共用はしません。
まず、フライパンに油を引いて中火にかけ、ベーコンを2枚焼きます。1分ほどたったら、2枚のベーコンの間に卵を落とし、たまごのまわりに水を回して蒸し焼きに。
半熟、硬め、焼き加減はお好みで。
このようにして、自分の食べるベーコンエッグを、自分で全責任を負って焼き上げました。調理の途中は、いろんなことが気になるようで、しゃがんでコンロの火をみながら微妙に火加減を調節したり、ふたを少し持ち上げて黄身の様子を確かめたり。
「何度もふたを開けると、蒸気が逃げて蒸し焼きにならないよ」
と、言いたくなりましたが、我慢我慢。これも経験です。
焼き上がったベーコンエッグを見てみると、白身は外へ行くほどはっきりした白に。黄身はつやつや、油断したら割れてトロッと流れてきそうな半熟です。
表情を見る限り、その子の理想の焼き加減になったようです。
白身がちぎれないように、黄身がつぶれないように、慎重に、慎重にフライパンからお皿に滑らせると、班の仲間から拍手が贈られました。
隣の班の子は、「□□、めっちゃ上手やん」「うんまそっ! 」とその出来栄えを賞賛されていました。
「明日の朝ご飯からから、□□が家族みんなの分焼いてあげられるな」
と、声をかけたら、
「それは無理です」との答えでした。
焼き上がったベーコンエッグは、窓際の長机でパーテーションに挟まれ、外を向いて一人で味わいました。
みんなと分担、協力して作業を進めたり、みんなで一緒におしゃべりしながら食べたりすることはできませんでしたが、明日からの食生活に活かせる調理実習でした。
6年生のみんな、おうちの人にもぜひ振舞ってくださいね。

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