四日市市立日永小学校
 
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2021/05/18

6年 食べ物のゆくえ

| by 日永っ子のようす
「人が生きていくために必要なもの」をいろいろ思い浮かべた6年生。
まずは、“食べ物”についての学習です。
私たちの主食であるご飯の主な成分であるでんぷんが、口の中でどのように変化するのか実験で調べました。
デンプンの変化といえば、使う薬品はヨウ素液。
唾液をしみこませた綿棒と、水をしみこませた綿棒をデンプンの入った容器に入れて比べます。
この実験で、子どもたちがよくもめることがあります。
それは、「誰が、唾液を綿棒にしみこませるか」です。
「私がやる」と希望する子が複数いて決めかねることもあれば、みんなが嫌がって誰がするか決まらないことも。この学級の子どもたちはどうだったのでしょうか。
綿棒を入れたら人が食べるときの条件に近づけなければいけませんから、そのために、容器を手で握って体温に近い温度になるように2分ほど温めます。
それでは、検証。
それぞれの容器にヨウ素液を入れると…。
一方のヨウ素液に変化が起こりました。色が変わったのです。
これで、ほおばったご飯が口の中でどう変化するのかわかりました。これが、ご飯をかんでいると甘く感じるようになる秘密です。
ヒトの体って、うまくできていますね。

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