四日市市立日永小学校
 
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2022/03/22

6年 主のいない教室

| by 日永っ子のようす
授業の様子を見て回るときは、まず、新校舎2階の1年生から4階の3年生までを見たら、3階の通路を渡って北校舎3階の6年の教室に向かい、北校舎の階段を1階で降りています。
今朝も、1年生から順に見て4階から降りてきたとき、いつもの習性で、つい、通路を渡って北校舎に向かってしまいました。
6年生はもういないのに。
誰もいない、何の音もしない教室をのぞくと、子どもたちのいた痕跡は卒業式前日に6年生がかいた、自分と仲間、先生へのメッセージが黒板にあるだけ。
作品も学習用具も何もなく、残っているのは教師の荷物だけ。
あらためて、実感しました。
6年生は、日永小を卒業していったんだ、と。
ある教室の予定黒板に5年生からのメッセージが書かれていました。
「6年生、かっこいい」
「リハーサル(予行演習)を見たとき、すごくかっこいいと思いました」
「本当にありがとう」
「中学校になってもがんばってくださいね」
別の教室には、卒業式の朝、担任が予定黒板に書いたメッセージが残っていました。
「1時間後、最幸の卒業式に」
「2日後、充実した春休みを」
「3週間後、ピカピカの1年生」
「4ヶ月後、中学校生活はどうですか」
「5年後、元気な姿を見せてください。」
「宿題、幸せになってね」
子どもたちは卒業していきましたが、在校生と私たち教職員の心に残っていますよ。

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