女の子の持つ鉢には金魚が3匹。男の子が持つ袋には金魚が2匹。2人が同時に水槽に金魚を放しました。2人の金魚を合わせるといくつになるかな?
子どもたちは、金魚に見立てたブロックを、鉢の絵の上に3個、袋の絵の上に2個置いて、両手でそのブロックをいっぺんに水槽の絵に移動させました。問題にある金魚の動きをブロックで動作化したのです。
こうすると、2つのものを「合わせる」ということと、合わせると「増える」ということが体感できます。
次は、レールの両端にブロックを置いて、そのブロックを真ん中に寄せて合体。こうすると、「3」と「2」が合わさって「5」になことが、目で見てより分かりやすくなります。
この後、子どもたちは、「式」にどのように表すかを習い、教科書の問題に絵で表されていることをブロックで動作化して式で表したり、式で表されたことをブロック操作で表したりする活動を繰り返していました。
これからが「たし算」を学びます。より算数らしい学習に入ってきましたよ。