1年生が国語科で学習しているのは「さとうとしお」という、説明的文章。
文章から「問い」を表す文とそれに対する「答え」を読み取っていくことで、砂糖と塩の違いを3つ見つけるのがこの時間の課題です。
子どもたちは、配られたワークシートを使って、「…でしょう」を手がかりにして「問い」をみつけ、「さとうは、」「しおは、」に注目して「答え」として、それぞれの特徴を書き込んでいきました。
ワークシートと教科書を見て考えていた子が、黙ったままスッと手をあげました。すると、3人の子がサーッと近寄っていきます。それを見た教師が「教えるのは、1人に1人でいいよ」。わからないことや困ったことがある子が手をあげて助けを呼び、シートへの記入ができた子がそれに応えて助っ人していたのです。
「教え方の上手な人がいるよ。答えを教えるんじゃなくて、ヒントを言っている子や、ここを読んでごらんって指を指しています」
確かに、これなら、困っていた子も、それを助けとして改めて考え、自分の力で見つけることができますね。
自分の力で考え、仲間の力を借りて考えて、砂糖と塩の違いを読み取りました。
