理科で、モーターにプロペラを付けた“扇風機”を使って、電気のはたらきについて学習している4年生。
2個の乾電池をつないで、乾電池とモーターの回る速さの関係を探っていました。
まずは、2個を直列につないで実験。
スイッチを入れると、羽根が勢いよく回り出し上に向かって強い風が起こります。
子どもたちは、手をかざして「強っ」「校長先生、風がすごいですよ」
羽根をのぞき込むように顔を回る羽の上にして「めっちゃ、涼しい~」などと言いながら、電池1個のときとの風の強さ、羽根の回り方の違いを感じていました。
そんなとき、「ウワーッ!!」
という声がしたのでそちらに目を向けると、プロペラがモーターから外れてビューと天井に向かって舞い上がっていました。どうしたことかと戸惑う子。となりの席の子が扇風機を見たらすぐに解決。
一言、「電池の向きが…」
教師が実験の終わりを告げ、結果を記録したか子どもたちに確かめると、返ってきた答えは
「あっ、まだです」
「そうやった。忘れとった」
「夢中になってしもとった」
「楽しすぎて忘れてしもた」
とっても楽しい実験を通して、乾電池の数、つなぎ方とまわる速さの関係を肌で感じ取りながら理解した時間でした。
