4年は、「安全な自転車の乗り方」をテーマに、「とみまつ隊」の指導で交通安全教室を行いました。
まず、ビデオを視聴しました。
内容は、サッカーの練習試合に自転車で向かう子どもが、遅刻してはいけないとスピードを上げて走り、歩行者用の信号が点滅しているにもかかわらず交差点に入っていったり一時停止の標識を無視して左折したりと、交通ルールを守らずに運転していたがために、歩いていたおばあさんと衝突してしまったというもの。ルールを守らない無謀な運転が事故を招き、子どもが加害者になってしまったのです。事故にあった人とその家族はもちろん、その子と家族の心配や心労も相当なもの。
自分の命も他の人の命も守るために、ルールとマナーを守って運転することがいかに大事か、子どもたちにも伝わったのではないでしょうか。
自分の命を守るための実習と実演もありました。
ひとつは、「自転車に乗るときはヘルメットをかぶる。しかも正しく」ということ。
各クラスひとりずつヘルメットを持って前に出て、指導員さんの説明を聞きながら適切なかぶり方を実践しました。
その合言葉が「まっすぐ カチッと 指一本」
視界を遮らないようにまっすぐかぶる。
留め具が「カチッ」と鳴るように確実に止める。
あごひものゆとりは、指一本が入る程度の隙間。
3人とも、指導員さんの助けと確認を受けながら、頭を守れるよう正しく装着完了しました。
もう一つは、自転車に乗りときの「左のやくそく」。
左側通行で自分の右側を自動車が走り抜ける日本で守ることを、実際に自転車を使って見せながらわかりやすく話してくれました。
それは、
左から乗る
左足で支える
左側通行
左のブレーキからかける
左から降りる
の5つです。
とても手軽で便利な乗り物、自転車。でも、「車」の仲間であることを忘れてはいけません。使い方を誤ったり、ルールを守らなかったりすると、体が傷ついたり命を無くしたりすることにつながってしまいます。今日、学んだことを心に留め、しっかり実践してほしいものです。
