5月7日、仙寿会の方々にお世話になり、2年生は野菜の苗を植えました。はじめに、「これらの野菜のうち、一番先に実ができるのはどの野菜だと思いますか?」「キュウリは一本の枝に何本くらいできると思いますか?」「ミニトマトはどれくらいできると思う?」と、野菜に関するクイズが出されて、子どもたちは予想した答えを積極的に応えていました。苗植えした野菜は、ピーマン、ミニトマト、キュウリ、オクラ、シシトウ、ナスの6種類。一番先に実がなる野菜はキュウリでした。キュウリは70本、ミニトマトは250個くらい収穫できると知って驚きの声をあげる子もいました。それから、植え方のポイントを教えてもらい、自分が選んだ野菜をていねいに畑に植えました。
この野菜づくりで、子どもたちが学習したい課題は「やさいができるのに、わたしたちがやることはどんなことか?」です。その質問には、「ミニトマトは、茎の横からでてきた枝をとることで、ミニトマトに栄養がいくようにする」、「ミニトマトが伸びてきたときは、支柱に茎をからげることが大切」など、やさしく教えていただきました。他にも、子どもたちからは、「水はいつ頃やればいいのですか?」「夏野菜はどんな料理で食べるとおいしいですか?」「トマトの収穫はいつ頃になりますか?」など、育て方と食に関する質問が出ていました。逆に子どもたちに楽しみは何かと尋ねると、「ピーマンの肉詰めにして食べるのが楽しみです」「キュウリをいっぱいいれてマカロニサラダをつくりたい」「キュウリに塩をふってそのままかぶりつきたい」「トマトスープにして食べるのがたのしみ」「家族のみんなで味わってたべたい」「きょうだいにたべてもらって、『おいしい!』といわれたい」など、笑顔で話しながら、収穫を心待ちにしていました。
この日までに畑づくりやマルチ張りなど事前準備をしていただき、子どもたちに苗植え体験や野菜の育ち方の学習機会、収穫への楽しみを作ってくださった仙寿会の皆さんに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
