朝の学習時間を活用して、養護教諭による「透明バリア(心と体の境界線)」についての保健講話を実施しました。「体」「気持ち」「持ち物」などにはそれぞれ人との間を隔てる目に見えない「境界線(パーソナルスペース)」があり、その適切な距離感は人によって異なることを学習しました。具体的な日常の場面を挙げながら、境界線(透明バリア)の大切さについて話がありました。
境界線の種類とピンチになる場面
体の境界線:無理に触られたり、嫌なスキンシップをされたりすること。
気持ち・考え方の境界線:人間関係を強制されたり、個人の「好き」や趣味(推しなど)を不躾に否定・踏み込まれたりすること。
持ち物の境界線:筆箱や私物を無断で触られたり、勝手に捨てられたりすること。
時間・空間の境界線:夜遅くにゲームや電話に誘って相手の時間を奪うことや、プライベートな空間に無断で入り込むこと。
また、恋愛やお付き合いにおける「性」の場面でも境界線が存在することを確認しました。「手をつなぐ」といった行動ひとつをとっても、事前に相手の同意を確認することが不可欠であり、「返事がない・迷っている場合はNOである」というコミュニケーションの原則を学びました。
講話の締めくくりとして、養護教諭から「あなたの体も、あなたの心も、すべてあなただけのもの。自分の気持ちを相手に伝えて境界線を守っていいし、同時に相手の境界線や感情を慮ることが大切です」というメッセージが送られました。
生徒たちが自分自身と周りの友達双方の「透明バリア」を尊重し合い、心地よい人間関係を築いていけるよう、今後も見守っていきます。
詳しくは、保健だよりをご覧ください。

