
ヒューリアみえより小井先生にお越しいただき、「誰かを傷つけないために、私にできることを考えよう」をテーマにメディアリテラシーの授業を行いました。
授業ではまず、「人権とはすべての人が持っている幸せに生きる権利であること」、そして「メディアリテラシーとは、多様な情報に対してその真偽を確かめ、自分の意思で考えを発信すること」についてお話を伺いました。
その後、架空の俳優のSNS記事が炎上した場面を想定し、疑似SNSにコメントを書き込む実践的なワークを行いました。投稿内容を班で交流する中で、生徒たちは以下のことに気づくことができました。
感情による表現の違い: その人物が好きか嫌いかによって、投稿の口調や言葉遣いが大きく変わってしまうこと。また、普段は直接言えない厳しい言葉も、SNS上では安易に書き込んでしまいがちであること。
特定の情報への捉われ: 同じ情報に対するコメントでも、誹謗中傷などのマイナスイメージのあるきつい言葉に、つい目を奪われてしまうこと。
周囲の影響: 許せないコメントに毅然と「NO」と言える人がいる一方で、雰囲気に流されて一緒になって中傷してしまう人が少なくないこと。
小井先生からは最後に、「この世の中に、傷ついてもよい人なんて一人もいません。みなさんには、人を傷つける立場にも、傷つけられる立場にも立ってほしくない。これからも、SNSとの付き合い方や課題について考え続けてほしい」という温かくも強いメッセージをいただきました。
情報社会を生きる一員として、自分自身や周りの人を守るために何ができるのか、一人ひとりが深く考える貴重な機会となりました。