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2024/09/15

【南中散歩道】栗

| by 南中HP管理者
歩いていると栗がなっているのに気が付きました。一部緑から茶色に色づき始め、熟してきているのがわかりました。


クリ(栗)は、ブナ科クリ属の落葉高木です。クリのうち、各栽培品種の原種で山野に自生するものは、シバグリ(柴栗)またはヤマグリ(山栗)と呼ばれます。世界的には、クリの仲間は北半球の温帯に広く分布しており、日本種、中国種、アメリカ種、イタリア種などがそれぞれの地方に自生し、栽培されています。9~ 10月頃に実が茶色に成熟すると、いがのある殻斗が4分割に裂開して、中から堅い果実(堅果であり種子ではない)が1個から3個ずつ現れます。クリの実は人類史上において食料として古くから重用されてきました。縄文時代には食料であるほか、建築材、木具材として極めて重要な樹木であったようです。果実加工品の例として、甘みがある栗焼酎の醸造や茶飲料、花は蜂蜜を採取する蜜源植物としても利用されています。
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