１１月８日（水）
今年の立冬（りっとう）は１１月８日から１１月２１日です。立冬は二十四節気のひとつで「冬が立つ」と書くように冬の兆しが見え始める頃で、空気がぐっと冷たくなり、冬の気配を感じる時期です。

秋から冬へと季節が移る中、学校内でヒマワリの蕾を発見しました。ヒマワリは霜には大変弱いため、この後、開花までたどり着くのでしょうか・・・。しばらく、観察を続けたいと思います。

暖かい日差しを浴びながら、朝練を行っているグラウンドの様子です。


【南中散歩道】赤い実～南天（なんてん）の実～
ふと頭上を見ると小さな赤い実が、青空にひときわ美しく映えていました。

この赤い実は「南天（なんてん）」です。南天には咳を鎮める効果があることから、南天の成分を含む「のど飴」もあり、南天と聞いてのど飴を連想する人も多いのではないでしょうか。南天は、古くから「難を転ずる」の語呂から縁起のいいものとされていて、お正月飾りとして使われることもあります。

南天と同じくお正月の生け花や寄せ植えにされている「万両（まんりょう）」や「千両（せんりょう）」も秋から冬にかけて同じような赤い実を付けます。一見すると同じような赤い実なのですが、それぞれ実の付き方に特徴があります。

実がサクランボのように垂れ下がって付いているのが「万両（まんりょう）」です。

そして、こちらが「千両（せんりょう）」で、実は葉の上に固まって付いています。

南天、千両、万両、それぞれ花の少ない冬場に赤い実で彩りを添えてくれます。