教育実習を終えた実習生の皆さんから、生徒の皆さんへのメッセージを預かっていますので紹介します。

実習期間は５月３０日から３週間、３年生の国語科の授業を担当しました。
【６月１５日（水）３限目　３－５国語　視野を広げて「作られた『物語』を超えて」】


この時間は、論説文を読んで、人間によって作られた「物語」の誤解を解くために必要なことについて考え、言葉の長所や短所について意見を交流しました。

皆さんへのメッセージです。

実習前に、３年生を担当すると伺ったときはとても不安でした。受験を控えている大切な時期のときに、実習生が３年生の授業をしてもいいのだろうかとプレッシャーが大きかったです。さらに、最初の週に３年生は修学旅行だったので、より、不安が募っていくばかりでした。しかし、２週目から授業を始め、３年の全クラスに行くようになると、生徒皆さんから話しかけてくれて、修学旅行の思い出をたくさん教えてもらいました。また「授業が楽しい」「分かりやすい」とか「黒板の字が綺麗でやる気が出る」と言ってもらったことが授業をする励みになりました。授業が分かりにくいときがあったと思います。それなのに、私の授業についてきてくれた生徒の皆さんの姿がとても印象に残っています。その事が、もっと授業づくりを頑張らねばと奮い立させてくれました。３年生のみんな、実質２週間という短い期間でしたが、みんなのもとで過ごした時間は、一生忘れられないものです。本当にありがとうございました。

この３週間で多くのことを吸収でき、より教師のお仕事に魅力を感じました。この３週間のことを胸に、これからも頑張ります。