本日6限目、本校の学校薬剤師の方に「薬物乱用防止教室」の授業を行っていただきました。「薬の正しい使い方」がテーマでした。薬には、病気を治す、病状を和らげる、体を健康にするという効果があります。薬で病気が治るかといったら、そうでない場合もあります。もともと体には病気やケガを自分で治す力(自然治癒力)があり、その力も大きいようです。薬には、錠剤、粉薬、シロップ、塗り薬があり、「お茶で薬を飲んだらどうなるか」「うがい薬にビタミンCを混ぜるとどうなるか」については、それに関する実験も見せていただきました。お茶に薬の成分を入れると真っ黒になったり、うがい薬にビタミンCの入ったジュースを入れると透明になったりしました。赤っぽい色のうがい薬が透明になった時には、子どもたちから驚きの声があがっていました。薬を使用の違う形で使うと、効き目がなくなってしまうことが実験からわかりました。「カプセルを水なしで飲むとどうなるか」についても質問がありました。子どもたちは、「水なしで飲んだことがある」と、結構反応していましたが、効かせたい箇所に薬が届かず、のどで止まったりして効果がないことを伝えていただきました。「栄養ドリンクを小学生が飲むのはどうか」「薬を飲む量」についても話していただきました。一番は薬局の薬剤師さんに聞くこと、医者に行って診てもらって薬をもらうこと、だそうです。
授業の後は、教室の二酸化炭素濃度、室内の気温、湿度について、専用の測定器を使って調べていただきました。



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