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3年生は5・6時間目に「防火教室」がありました。四日市南消防署南分署から消防士の方に来ていただき、ミニ防火教室を実施しました。まずは、視聴覚室で「火事に備えて」のお話を聞きました。火事にならないために自分たちができることや家のどこに火災警報器がついているかを考えました。火事になったり、火事を見かけたときの連絡方法も教えてもらいました。子どもたちからは「住所が分からなかったらどうするの」という質問があり、「目印になる建物の名前を言うとよい」「電柱に住所が書いてある場合がある」などと答えてもらいました。また、キッチンでてんぷらを揚げているときに火が出てしまい、どうやって消したらよいか実際にコンロに火をつけて実験をしました。「火が出たら、水で消すよね。」と言って水をかけるとボワンと大きな炎が上がりました。火の出た油には絶対に水を入れてはいけないことが分かりました。

 後半は場所を体育館前に移動して「消火器体験」と「煙体験」をしました。消火器は「ピン!ポン!パン!」のかけ声で準備して、一人ずつ的をめがけて放水しました。いざというときに落ち着いてかけ声を思い出せるとよいですね。煙体験では、煙のようなものでいっぱいになったテントの中を歩いていきました。テントの中は真っ白で視界が悪く、消防士さんの「こっちだよ。」の声を頼りに進みました。入るときは「行ってきます!」と元気だった子も、出てきたときには「苦しかった。」「咳が出る」と困り顔でした。これが本当の煙だったら一酸化炭素中毒になり、動けなくなってしまうと聞きました。ハンカチや服で口元を覆っていても煙が入ってくることが分かりました。


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