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2025/12/08new

【4年生】トップアスリートから学びました!

| by 水沢小HP管理者
 4年生が、2、3限めにパラ陸上競技でご活躍されている山岸英樹選手にお越しいただき、山岸選手のこれまでご経験や運動を通して体の使い方などを、楽しみながら学ぶ機会がありました。「体育館のラインの上に立って、目をつむって足踏みをしましょう」という声かけに、子どもたちはゆっくりと足踏みを始めます。だんだん線から外れて前や後ろに移動する子、中には、真横を向いてしまう子もいました。「視力の弱い方は、今、体験した世界で生活をしたりスポーツをしたりするんだよ」と、いかに感覚を研ぎ澄ましているかというお話をしていただきました。

 最初の活動は、いろいろな教具を活用したコースで、走ることを楽しみました。小刻みに床を踏みつけるようにステップを踏んだり、左右に片足ずつステップを踏んだりと、全部で6つのコースがありました。子どもたちは、何度もコースに挑戦し、スピードを上げて進むことができるようになっていました。

 後半は、投げることを楽しむ活動でした。山岸選手からは、「股関節を意識することが大事」と、棒を使ったり片膝を立てて投げたりと、自然と股関節を意識するような投げ方を教えていただきました。山岸選手が投げる見本を示すと「おー、すごい!」と歓声が上がるや否や、すぐに「投げてみたい!」という声。子どもたちは選手のように投げようと動き始めました。明らかにだんだん投げることが上手になってくるなど、子どもたちの柔軟な体と世界で戦う選手に触れることの良さを実感しました。

 最後に山岸選手からは、「自分のやりたいことがあれば、周りの人に流されることなく、自分を信じてやりきること」「現状に満足せず、周りへの感謝を忘れずに、さらにレベルアップを図ること」など、これからの子どもたちにとって元気の出る言葉をいただきました。選手にはお礼を込めて、代表の児童から「いろいろなことを学べた。これからスポーツを楽しんでいきたい」とコメントを送りました。

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