司書の石川さんによる1月の本の紹介です。
新しい年がはじまりました。お正月には、初詣に行きましたか?
日本にはたくさんの神様がおみえになるといわれていますが、日本の神様のお話は、現存する日本で最も古い歴史書『古事記』にたくさんおさめられています。『古事記』や古事記をもとにした読み物を楽しんでみませんか。
『21世紀に読む日本の古典① 古事記』神野志隆光/ ポプラ社(分類918)
『古事記』は、まだ日本に固有の文字がなかったころ、ずば抜けた記憶力を持っていたと伝えられる稗田阿礼(ひえだのあれ)が暗唱したものを太安万侶(おおのやすまろ)が漢文で書きとめて、712年に献上されたと伝えられています。日本がどのようにしてでき、神様たちがどのように生まれてきたのか。日本の神話をぜひ読んでみてください。
『天と地の方程式』富安陽子/著 講談社(分類913)
人知れず、歴史の中で繰り返し行われてきた天ツ神と黄泉ツ神の戦いが再び!中学2年生の田代阿礼は転校した「来栖の丘学園」で、ばつぐんの記憶力を使い、音楽・数学などのさまざまな特殊能力をもつ仲間のカンナギとともに、黄泉ツ国の神を封印するために戦います。
ほかにも百人一首のコーナーや
2学期の人気図書ランキングのコーナーも設置してもらってありました。
また、「図書館占い」と書かれた「おみくじ箱」も設置されていました。
何が出てくるんでしょうね?
1月10日、11日が「イベント」開催日だそうですので、ぜひ、図書室へ足を運んでみましょう。