「四日市こども広報」は四日市市が小中学生を対象として年4回発刊している季刊誌です。毎回、四日市市に関わる人の活動について特集が組まれており、子どもたちのキャリア形成を意識した内容になっています。終身雇用が当然だった時代には、どんな仕事に就きたいのか?という考え方は人生を考える上で大事な問いでした。しかし、近年は一つの会社に縛られず、どんどんとキャリアアップしていく時代になっています。その意味で、どのような人生を歩みたいのかを考えることが大切になっていきます。自分の中の資源(興味・関心や得意なこと、好きなことなど)を活かしながらどのような人生を歩んでいくことで、自分自身にとって豊かな人生となるのかを考えて欲しいです。

さて、今回の「四日市子ども広報」の巻頭を飾ったのは下田菜生さんです。「四日市ウミガメ保存会」の活動の様子が紹介されています。(詳しくはNPO法人四日市ウミガメ保存会のホームページをご覧ください。)下田菜生さんは西朝明中学校の卒業生で、中学時代から夏休みの理科の課題で出される自由研究でも、様々な自然観察をテーマに優秀な作品を制作していました。高校でも生物部でアクティブに活動し、大学生時代も環境ISO学生委員会に所属し環境活動に携わっていました。
(下田さんは校長が西朝明中でバスケット部顧問をしていた頃のキャプテンでもありました。)
ウミガメ保存会では毎月第1日曜日の朝(次回は7月6日8:00~10:00に吉崎海岸にて)活動と学習会を行っているそうです。西朝明中学校の皆さんも、夏休みの自由研究の一環に参加してみるのはいかがでしょうか?
