明日は西朝明中学校の教員が今年1年間授業研究の中心として取組んできた柱の一つである、論理的思考力推進校としての研究授業提案の日です。鳴門教育大学の泰山准教授や四日市市教育委員会、市内の先生方をお招きしての授業になります。
　1年生の国語科の授業を行います。単元は「少年の日の思い出」です。この作品は校長が中学生の頃にも学んだヘルマンヘッセの名作であり、このHPをご覧になっている皆さんも中学1年生の時に読んだことのあるはずの長年教科書に掲載されている作品です。
　1年生の国語科の教科書に掲載されている中では長編の小説となっており、本校でも13時間をかけて読み解いていく予定になっています。その中で、第1次の3時間では「作品の全体像を捉える」を目当てとし、作品の前半を中心に読み進めました。


　第2次としての6時間では「登場人物の特徴を比較する」を目当てとして、主人公「僕」の気持ちを中心に各シーンを読み解いていきました。


　そして第3次は2時間かけて、物語最後のシーンに着目し、これまでの読み取りのまとめとして「主人公の心情を考える」を目当てとして取組みます。明日の授業はこの2時間目の様子を参観いただきます。事後研修の様子も含め明日以降にご紹介させていただきます。下の写真は第３次の1時間目の授業の様子です。