本日の午前中、3年生は全国学力・学習状況調査(以下、全国学調)に取り組みました。
全国学調とは、文部科学省が行っている調査で、全国の小学6年生および中学3年生の子どもちの学力や学習状況を把握するためのもので、平成19年度から実施されています。
今年度は、全国の中学3年生、約101万7,000人が参加しました。
調査内容は、国語、数学、学習状況や生活について、そして今年度は英語が行われました。
英語においては、タブレット端末を使って「話すこと」の調査も5月中旬に実施する予定です。



各教科の問題文や生徒質問紙の質問内容については、明日以降公表されると思いますが、次のような出題の傾向があります。
国語では、「経験や知識に触れながら、これからどうしていきたいか具体的に書きなさい」や「解読の方法を、あなたならどのように書きますか?」など、
自分の経験をもとに自分の考えをまとめたり、例にならって説明をしたりするなど、表現力を必要とする問題が出題されています。
数学では、知識や基本的な計算問題も出題されていますが、
これまで学んできたことをもとに、予想が成り立つことを説明したり、根拠となる理由を説明したり、グラフを使って予想を立てたりするなど、思考力が問われています。
英語でも、
自分の考えを英語で説明したり、紹介したりする問題が出題されています。
このような調査問題が出題されているのは、今後、みなさんが社会にで行くときに、表現力や思考力、判断力が大切とされているからです。
このような力は、継続的に積み上げていくことで、身についてきます。
普段から、自分の考えを広げたたり、自分の考えを書いたり、学習したことをもとに応用したり発展させたたりすることを積み上げていきましょう。
まずは、スマイルライフに自分の考えや思いを丁寧に書いていくところから始めてはいかがでしょう。
なお、過去の全国学調の問題は
国立教育政策研究所のHPに掲載されています。
また、三重県の公立高校の問題も同様の傾向があります。
三重県のHPで確認してみましょう。