四日市市立山手中学

〒510-0805                 
三重県四日市市大字東阿倉川70



 学校教育目標 : 人間性豊かで、自分で考え行動できる生徒の育成
 めざす学校像 : 笑顔希望にあふれる学校
 めざす生徒像 : 美しいものに感じ、自分他者大切にする生徒
 

日誌


2015/12/26

携帯電話のフィルタリング

| by 山手中     
インターネットで知り合った愛媛県の中学3年生の女子生徒(15)を「オレんち来ん」などと誘い出し、誘拐の疑いで、神奈川の男性が逮捕されたニュースが昨日から流れていました。
このような事件は都会で起こるものと思っていましたが、先日の御浜町の事件といい、インターネットの普及により、どこでも起こる可能性があることを実感しました。
ネットはとても便利な反面、危険な面も多々あることを忘れてはいけませんね。

さて、本日の中日新聞に「十八歳未満の子どもの携帯電話利用に関する調査結果」が掲載されていました。
この調査は三重県が行ったもので、詳しい結果は下をクリックしてください。
ここをクリック

これによると、調査期間中に、18歳未満の子どもが使う携帯電話の新規契約や機種変更などの件数は423件で、このうちフィルタリングサービスを利用したのは250件だったようです。
フィルタリングサービスを利用したのは6割に満たなかったようです。
さらに、調査期間中に、37件がフィルタリングサービスの解除を手続きがあったようです。

フィルタリングサービスの不要の理由としては、「保護者が青少年のインターネット利用状況を適切に管理するため」が一番の理由でした。
また、サービスの解除の理由としては、「LINEの機能の一部が使えない」「LINEが使えない」といったLINEに関連する理由が多くあったようです。
県の担当者は「フィルタリングサービスを利用していても、携帯電話の設定を変えればLINEは使える。今後もフィルタリングサービスの正しい使い方を周知していく。」と話しています。


警察庁の(平成27年10月15日付)広報資料及び三重県警察本部少年課発行の「少年健全育成資料」によると、出会い系サイトに起因する事犯の被害児童が減少する一方非出会い系サイト(SNS、ゲームサイト、プロフ、ブログ等のコミュニティサイト)に起因する事犯の被害児童が大幅に増加しており、被害児童がコミュニティサイトへのアクセス手段としてスマートフォンを使って被害に遭った割合は全国で9割弱でした。
また、フィルタリングサービスの利用の有無が判明した被害児童のうち、96.3%(平成27年上半期全国数値)が、フィルタリングサービスを設定していなかったことが明らかになっています。


三重県教育委員会が作成したフィルタリングサービスを奨励するチラシがあります。
下をクリックして、ぜひ一度お読みください。
ここをクリック


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