四日市市立山手中学

〒510-0805                 
三重県四日市市大字東阿倉川70



 学校教育目標 : 人間性豊かで、自分で考え行動できる生徒の育成
 めざす学校像 : 笑顔希望にあふれる学校
 めざす生徒像 : 美しいものに感じ、自分他者大切にする生徒
 

日誌


2024/04/12

避難訓練

| by 山手中     
今日は地震を想定した避難訓練を行いました。
訓練の様子です。

緊急地震速報がなり、机の下に身をかくします。


揺れがおさまったので、グラウンドに避難します。

訓練ですが、みんな真剣に取り組んでいます。


整列して、点呼し、お話を聞きます。

校長先生からは、クイズ形式でお話がありました。
【第1問】地震って、いつ起こりますか?
➡いつ起こるかわかりませんよね。

【第2問】地震観測地点は気象庁等が設置していて、全国で約4400地点あります。
この観測地点で、1月1日から3月31日までの3か月間で、何回観測されたとおもいますか?
 ① 約100回  ② 約500回  ③ 約1500回
➡今年1月1日から3月31日までの3か月間で、震度1以上の地震は1553回です。ちなみに、2022年は1,964回 2021年は2,424 回 2020年は1,714回でした。今年は能登半島地震や先日の台湾の地震の余震で、かなり多くなっています。

【第3問】日本の国土面積は世界の0.25%です。この小さな日本で観測されるマグニチュード6以上の巨大な地震発生回数は世界の何パーセントくらいとおもいますか?
 ① 約1%  ② 約20%  ③ 約50%  
➡正解は②で17.9%。地球の面積の1%にも満たない日本で、世界の大地震の1/6以上が日本で起こっているという衝撃的な事実があります。日本は地震大国と言われる所以(ゆえん)です。

【第4問】南海トラフ地震についてですが、プレートの歪(ひずみ)により、100年から150年に一度、震度6以上の地震が、静岡県~九州にかけて、起こるといわれています。今は、前回の南海トラフ地震から、今年は何年くらいたっているでしょうか?
 ① 約30年  ② 約80年  ③ 約200年
➡正解は②です。 前回の昭和東南海地震が1944年です。また、昭和南海地震が1946年です。1944年からは80年も経っているので、南海トラフ地震はいつ起こってもおかしくない時期に入っているといってもいいでしょう。

【第5問】山手中、海蔵小、大谷台小の標高を答えなさい。
山手中学校の標高は14m、海蔵小学校は約6m、大谷台小学校は44mです。覚えておくと、非常時に時に役に立つでしょう。

【第6問】非常用持ち出し袋には、どんなものを入れておくとよいでしょうか?
➡食料や水、トイレットペーパー、軍手、常備薬、懐中電灯やラジオ、スマホバッテリーなどがよく言われますが、家族と話し合って考えましょう。

地震はいつ起こるかわかりません。地震を防ぐことはできません。
しかし、事前に準備をしておくことで、被害を小さくすることはできます。
備えあれば憂いなし(そなえあれば、うれいなし)です。
いつ起こるかわからないからこそ、しっかりとした準備が必要です。
良い機会ですので、今日帰ったら、家族で地震の備えについて話し合っておきましょう。

14:10