昨日は下校時刻に雨と雷に襲われました。雨の降り初めに終わった部活動は雷の前に帰宅できましたが、体育館クラブなど一部の生徒はちょうど下校時刻に雷のピークがやってきましたので、校舎内で待機し、保護者の皆様にはお迎えをお願いしたところです。急にご対応いただきありがとうございました。16:40頃の雨雲レーダーや雷レーダーの予測では、17:00~18:00頃に校区付近に強い雷雲が漂う予報になっておりましたが、17:30頃には雷鳴もやみ青空も見えてくる結果となりました。自然現象を予測することの難しさを改めて感じました。学校では生徒たちの命を最優先に判断しますので、保護者の皆様には「これぐらいで」と思われた方もいらっしゃったと思いますが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
さて、俳句の季語を集めた歳時記によると雷は夏の季語、稲妻は秋の季語らしいです。昨日の雷鳴は雷の終わりを告げる音だったのでしょうか?稲妻の始まりだったのでしょうか?
以下は7月1日発行の学校だよりの記事を再掲いたします。
雷が発生しやすい季節になりました。雷はところを選ばずに落ちます。近くに高いものがあると、これを通って落ちる傾向があります。グランドやプール、堤防などの開けた場所では、人に落雷しやすくなるので、できるだけ早く安全な空間に避難しましょう。鉄筋コンクリート建築、自動車、バス、列車の内部は比較的安全な空間です。登下校途中でも近くに公共の施設やお店があればお願いして避難させていただきましょう。登下校中など近くに安全な空間が無い場合は、電柱、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところ(保護範囲)に退避すると良いそうです。高い木の近くは危険ですから、最低でも木から2m以上は離れるようにしましょう。保護範囲に退避できたら姿勢を低くして持ち物を体より高く突き出さないようにしましょう。雷は広範囲で活動します。雷の音が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動しましょう。また、朝登校前に雷が鳴っている場合は、自宅で待機し、雷レーダーなどを確認して安全を確認してから登校しましょう。