雨が予想され、グラウンド状態があまりよくなかったので、机上でイメージトレーニングを行いました。
大きな地震が起こったときは、まずは、自分の命を守ることが大事です。
避難訓練の時にみなさんに考えてもらおうと用意していたクイズです。
机上訓練の際にも話してもらったクラスもあると思いますが、家族で話し合う時の話題にしてください。
【第1問】地震観測地点は気象庁等が設置していて、全国で約4400地点あります。
この観測地点で、4月1日から今日までの12日間で、何回観測されたとおもいますか?
① 約10回 ② 約80回 ③ 約500回
【第2問】日本の国土面積は世界の0.25%です。この小さな日本で観測されるマグニチュード6以上の巨大な地震発生回数は世界の何パーセントくらいか?
① 約1% ② 約20% ③ 約50% ④ 約90%
【第3問】南海トラフ地震についてですが、プレートの歪(ひずみ)により、100年から150年に一度、震度6以上の地震が、静岡県~九州にかけて、起こるといわれています。今は、前回の南海トラフ地震から、今年は何年くらいたっているでしょうか?
① 約3年 ② 約80年 ③ 約200年
【第4問】山手中、海蔵小、大谷台小の標高を答えなさい。
【第5問】非常用持ち出し袋には、どんなものを入れておくとよいでしょうか?
シンキングタイム
【第1問】正解は② 今日の朝までで78回記録されています。1年を360日とすると30倍なので、2400回。実際に2021年は震度1以上の地震は、1年間で2424回観測されたようです。
【第2問】正解は②で17.9%。地球の面積の1%にも満たない日本で、世界の大地震の1/6以上が日本で起こっているという衝撃的な事実。日本は地震大国と言われる所以(ゆえん)です。
【第3問】正解は② 前回の昭和東南海地震が1944年です。昭和南海地震が1946年です。1944年からは79年も経っているので、南海トラフ地震はいつ起こってもおかしくない時期に入っているといってもいいでしょう。
【第4問】山手中学校の標高は14m、海蔵小学校は約6m、大谷台小学校は44mです。覚えておくと何かの時に役に立つでしょう。
【第5問】食料や水、トイレットペーパー、軍手、常備薬、懐中電灯やラジオ、スマホバッテリーなどがよく言われますが、家族と話し合って考えましょう。
地震は防げません。
でも、被害は小さくすることができます。
それには、事前にイメージしておくことと準備をしておくことです。
備え(そなえ)あれば憂い(うれい)なし です。