山手中学校の生徒数は、現在600人を超えています。
校区も広く、自転車で通学している生徒も数多くいます。
そのため、下校時は多くの生徒が一斉に学校を出るため、特に、学校の西側の信号交差点は大変混雑します。
今までも、帰る方角により、学校から出る門を指定し、少しでも混雑しないように工夫しています。
また、職員が交差点に立ち、生徒を誘導し、安全に横断できる指示したり、地域の方が通れるようにスペースを空けるよう指示したりしています。
さらに、混雑を少しでも解消するために、部活動のない一斉下校の時は、各学年の下校時刻を5分ずつずらし、時差下校を行っています。
それでも、この交差点に続く歩道には自転車と徒歩の生徒があふれかえってしまい、長年の課題となっていました。
そこで、教育委員会に依頼し、武道場の北側の敷地の未利用地を通路に改修していただきました。
下校時は、自転車通学の生徒はこの通路を、徒歩の生徒は敷地外の歩道を通るように指定しました。


課題を完全に解決できたわけではありませんが、交差点手前の歩道の混雑はかなり緩和されました。
歩道を通られる地域の方が今までよりは通りやすくなったと思います。
そして生徒の安全な下校という意味でも有効であったと捉えています。
安全な登下校に関しては、学校でも機会をとらえ、繰り返し指導を行っていますので、ご家庭でもお話しいただきますよう、お願いします。
また、地域でも、危険だと感じられる様子を見かけられましたら、子どもたちの命を守るため、ぜひ、その場でお声掛けいただき、注意を促していただきますようお願いします。