2月3日は節分です。数年前から節分に恵方巻を食べる家庭が増えました。お店にもたくさんのおいしそうなお寿司が並びますね。その一方で売れ残ってしまった商品が大量に廃棄されてしまい問題になったことがあります。![]()
恵方巻だけでなく、家庭や企業などでまだ食べられるものが日々捨てられてしまっています。その量はどのくらいか知っていますか?
今月は、食品ロスについて考える本を紹介します。
『食品ロス 「もったいない」をみんなで考える 全3巻』
島本美由紀・滝沢秀一/監修 (あかね書房)NDC611
この本は、2学期に行われた選書イベントで選ばれました。「①食品ロスについて学ぼう!」「②食品ロスをなくすには?」「③ゴミ置き場から見た食品ロス」の3冊です。どうして食品ロスが起こるのか、食品ロスをなくすためにできることについて考えてみましょう。
『捨てられる食べものたち 食品ロス問題がわかる本』
井出留美/著 matsu(マツモトナオコ)/絵(旬報社)NDC611
著者の井出さんは、 被災地への食糧支援中に起きた、支援物資の廃棄をきっかけに食品ロス問題に取り組むようになりました。
見開きのページは、「家庭の生ごみの45%は、手つかずのまま捨てられた食品です。」など具体的な数字とイラストでわかりやすくまとめられていて、食品ロス問題の現状がイメージしやすくなっています。