お知らせボード(学校長より)

 常中だより(17号) 2014.1.30
 一年で最も寒い時期を表す「寒」の季節も終盤を迎えました。「寒」は二十四節気の中で、
”小寒”から”大寒”を経て”立春”に至る期間を言いますが、今年の”小寒”は1月5日、”大寒”は1月20日、”立春”は2月4日ですので、今年の「寒」は2月3日までということになります。とは言うものの、寒さが厳しい時期であることは間違いありません。
毎朝、元気に「おはようございます!」と挨拶をして登校する生徒も、マスク姿が増えてきました。特に、この時期はインフルエンザなどの感染症から自分の身を守ることも大切です。
寒い時期だからこそ、寒さを吹き飛ばすくらいの気持ちで、元気に過ごしてほしいと思います。

=感染症の予防に努めましょう=
3学期が始まり、早くも3週間ほどが過ぎました。冬休みののんびりムードから一転、始業式当日の実力テストに加え、3年生は卒業テスト・私立高校の入試と大変気ぜわしい日々が続きました。さらに、県立高校前期選抜が2月6日〜7日に行われます。体調を万全にして、臨んでほしいと思いますが、市内の幼稚園や小・中学校、県内の病院等でインフルエンザなどによる集団風邪が発生し、流行の兆しを見せ始めています。また、県内でもノロウイルスによる感染症もみられます。
普段から体調を整えるとともに、手洗い・うがいなどで予防するよう心がけていきましょう。


 <感染防止のために>

@ 手洗い・うがいを徹底して行いましょう。
・ 手洗いは15秒から30秒かけて行い、石けんを使って手首まで洗った後、流水でしっかり洗い流し、手洗いやうがいの後は清潔なハンカチ・タオル、ペーパータオルなどで拭きましょう。
A 咳エチケットを心がけましょう。
・ 咳やくしゃみが出るときは、マスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m〜2m以上離れましょう。鼻汁や痰などを含んだティッシュはすぐにフタ付きのゴミ箱に捨てましょう。
B 規則正しい生活を送りましょう。
・ 栄養バランスを考えた食事と十分な睡眠をとるようにしましょう。


  ◆◆◆授業参観 ありがとうございました◆◆◆

 1月14日に道徳の授業公開を行いました。毎年、1・2学期は教科の授業を、3学期は道徳の授業を参観していただいていますが、大変お忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。1年生は「くらしに必要なものは?」として、年齢や障がいの有無などいろいろな条件を考えながら、生きていくために必要なものは何か、みんなが幸せに暮らすためには何が大切なのか、について話し合いました。2年生は「顔で笑って心で泣いて」と題して、クラスの友だちや周りの人のことをお互いに知り、その人の立場に寄り添う関係づくりに向けて話し合う授業を行いました。また、3年生では、就職時に会社へ提出する応募用紙を題材に、みんなでよりよい社会をめざして取り組むことの大切さについて考えました。
どのクラスも、真剣に考える様子がみられました。これから、考えたことが行動につながることを期待します。


 家庭教育講座 ありがとうございました 

 道徳の授業参観に引き続き、樋口大良さんを講師としてお迎えし、「楽しい子育て・しんどい子育て〜特に思春期はおもしろい〜」というテーマでご講演いただきました。
樋口さんは37年間の教職を終えたあと、みえ子育て支援緊急サポート・ネットワーク会員として子育て支援の教育相談を受けたり、支援の必要なお子様の教室である「寺子屋」を主宰するなど、常に弱い立場の子どもの側に立っての支援を行っています。
講演のはじめに、「子どもの発達成長は自然です。無理に手を加えようとするとひずみが生じてしんどいです。自然な発達に沿って支援していけば、楽しい子育てができますよ」と子育ての極意を説明していただき、その後、様々な事例に沿ってわかりやすくお話していただきました。
その中で、思春期は「今までを壊して、新しく自分を創り始める時=自分を創り直す時」と捉えて、反抗期は、自分が安心できる相手(家族)に挑戦し、自分を鍛える訓練の時期で大きくなる過程ですと話されました。また、子どもが育つ環境づくりの大切さにも触れながら、重要なこととして、『親が悩みを抱え込まない(抱え込み過ぎない)で、積極的に相談する』『子どもを見て、減点方式でなく加点方式で、できることをほめる』『今日より少しでもできたことを進歩ととらえる』ということを、わかりやすい事例を引用して説明していただきました。
 最後に、“親の願い、親が子に望む姿”と“子どもがなりたい姿、自分の希望”の違いを大切にしながら、『押し付けないで成長を見守る』ことが大切であり、『子どもと向き合ってケンカする・親が子どもに背中を向けない・本音で子どもと話をする』ことが、子育てに重要なことですと話されました。“昨日より一歩ずつ前へすすむことが成長につながる”という言葉は、子育ての原点ともいえると思います。樋口さん、PTAの皆様、ありがとうございました。


 3年生は進路選択の真っ最中です!!

 3年生は今、進路に向けてがんばっている真っ最中です。県内の多くの私立高校の入試が終わり、合否結果が各家庭に届き始めています。自分の希望する進路に向かって、これからが正念場です。2月の6日・7日には県立高校の前期選抜が行われ、13日には内定発表。すぐに、県立高校後期選抜の受検校を決める三者懇談会が行われます。入試は、面接や作文など中学校でおこなっている定期テストとは違った雰囲気の中でのテストも行われます。普段の自分の力を信じて、今までの努力の成果を発揮してほしいと思います。
皆さんの健闘を期待しています。そして、合格を願っています。


 『クラス対抗“百人一首大会”』

 1月29日の5限目に、体育館で2年生が百人一首大会を行いました。日本の伝統的な遊び「百人一首」を通して、古典に親しむとともに、学年内の親睦を深めることを目的に、各クラスから1名ずつの5人グループで札を取り合いました。各グループでそれぞれが取った札の枚数を集計し、クラスごとに平均した取り札の枚数で順位を決定し、平均の取り札が最も多いクラスが優勝というルールで、クラス対抗で競いました。
上の句から札を読む声に、真剣に耳を傾け、練習の成果を出しながらどのグループも1枚でも多くの札を取ろうとがんばっていました。一人当たりの取った札の平均枚数は、全体で約8枚でしたが、中には一人で29枚を取る人もいて、盛り上がった大会になりました。
クラスごとに集計して、後日、学年で表彰式を行います。
1月31日には、同じように1年生が、体育館でクラス対抗の百人一首大会を行う予定です。本番では、今までの練習の成果が発揮できるよう、がんばってください。

 常中だより(16号) 2014.1.8
 新年あけまして おめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

 さて、クリスマス、お正月と続いた楽しい冬休みも終わりました。年末年始、家族で出かけたり友達と遊んだり、また夜更かしをしたりと少し生活リズムも乱れたのではないでしょうか。始業式に続いて実力テストがありましたが、気持ちを引き締めて、充実した三学期にしてください。
 3年生にとっては、いよいよ高校入試が始まります。この冬休みにしっかりと勉強はしてあることでしょう。これまでに積み重ねてきた学習の成果を発揮するときです。残された日々をさらに充実させて、自分の希望を叶えましょう。良い結果となることを祈っています。また、2年生・1年生も新年を迎え決意も新たに、学習に部活動にと、自分の持てる力をしっかりと発揮してほしいと思います。有意義な3学期にしていきましょう。


 新しい年がスタートしました〜3学期始業式〜

 1月8日は、全員の先生での朝の挨拶運動から始まりました。
すでに8時には登校し、実力テストの準備をする生徒もいましたが、正門で元気に「おはようございます」と挨拶する姿に、『いい年にするぞ』という気持ちが込められているように感じました。
 体育館で行った始業式では、各クラスともしっかり整列して引き締まった表情の子どもたちを見ながら、さらに成長した姿に出会えたように思います。式の中では、今年の干支である“午”について、12ある干支を時刻や方角に見立てて、正午を境に午前・午後と分かれることや、子午線の意味から物事の境界や分かれ道をあらわし、新しい始まりにふさわしい干支であるという話をしました。また、3学期のスタートであることから、徒然草にある「高名の木登り」の内容を引用しました。
…木登りの名人が高い木の枝を人に切らせていた際に、高い所で切っている時は何も言わず、低い所へ降りてきたら「気をつけろ。用心して降りよ。」と言った。「このくらいなら飛び降りても大丈夫なのに、なぜそんなことを言うのか。」と聞いたところ、“危ないうちは危険を感じているので何も言いません。失敗は、最後の易しいところになって必ず起こるものです”と答えた。・・・
と言う内容で、締めくくりの3学期こそ、気を引き締めて、集中しなければいけないという話をしました。
3年生にとっては、土日祝日を除けばあと40日で卒業となります。また、1・2年生にとっても、3学期は次の学年につながる重要な時期です。そして、3学期はあわただしく過ぎていくように感じるものです。自分の夢や希望を実現させる努力を惜しまずに、一日一日を充実させて、一人ひとりが生き生きと輝く学校をみんなの力でつくりあげていきましょう。


 実力テスト!!どうだったかな!?

 始業式に続いて実力テストを5限行いました。冬休みが明けて、すぐの実力テストですが、出来はどうだったでしょうか。冬休みの課題を中心に2学期までの内容で行われましたが、いつも言うように、大切なことは結果を今後にどう生かすかということです。
点数よりも、自分ががんばって勉強したところがきちんとできたか、自分の目標を達成できたか、・・・と言うことが大切です。ぜひ、出来なかったところはできるまでがんばってください。そのために、どんどん人に聞きましょう。
少し遊びすぎてテストができなかったという人は、次のテストに向けてやり直しをきちんとやっておきましょう。また、3年生は1/15〜17日に卒業テストがあります。3年生にとっては最終の定期テストですが、公立高校を決めるときの一つの目安ともなります。これまで勉強してきた集大成となるように頑張ってください。


「常磐中学校についてのアンケート調査」へのご協力ありがとうございました!!

 12月に「常磐中学校についてのアンケート調査」をさせていただきました。年末のお忙しい中にもかかわらず、ご回答いただきありがとうございました。学校の担当者で集計・分析を行い、結果については2月頃に報告をさせていただきます。皆様から頂戴したご意見をもとに、本校の教育の改善に向けて尽力していきたいと思います。
なお、今回の調査にとどまらず、お気づきの点などがございましたら、遠慮なく学校に連絡をいただきたいと存じます。今後ともよろしくお願いいたします。


 1月の生活目標:登下校のマナーを守ろう!

 生徒の皆さんに改善してほしい事の一つが、交通マナーを良くするということです。地域の方から、自転車の乗り方が悪い、歩道いっぱいになって歩いている、交差点などで飛び出してとても危ない、といった苦情をよくいただきます。「これぐらいいいだろう」という軽い気持ちが大きな事故につながります。
年末に学校前の道路が新たに舗装されましたが、そこに今後、自転車専用レーンが敷設される予定です。あらためて、交通事故にあわないためにも、自分の命を守るためにも、そして他の人たちの交通に迷惑をかけないためにも、交通ルールやマナーをしっかりと守りましょう。

 常中だより(15号) 2013.12.20
 厳しい残暑が続く9月2日の始業式で始まった2学期も、今日で終業式を迎えました。2学期は1学期や3学期に比べて一番長い学期ですが、振り返れば早く過ぎたように思います。それは、いろいろな行事を通して、一人ひとりが輝き、友だちのいいところを見つけ合い、つながりあう中で行事を成功させてきた姿を見ることができたからだと思います。
どの行事でも、クラスやチームのためにがんばる姿、がんばる友だちを懸命に応援する姿、行事を成功させるために分担した仕事をやりぬく姿がありました。同じ目標に向かって精一杯がんばる姿は、周りの人に感動と勇気を与えます。それは、体育祭や文化祭などの学校行事だけでなく、学年で取り組んだ職場体験学習や福祉体験学習、運動部の中体連新人大会や三泗駅伝大会でも同じです。一つひとつの行事を終えるごとに、確実に成長する姿と出会えたことが大変うれしく思います。

 授業においても、1学期以上に落ち着いた雰囲気で学習に取り組む様子がみられました。特に、授業開始前にはほとんどの生徒が席につき、授業の準備をしたり、宿題の確認をする様子に、学習に取り組む姿勢のよさを感じました。また、学校を訪問する多くの方から「生徒さんから笑顔で挨拶をしてくれて、とても気持ちよかったです。」「廊下がとてもきれいで、いい雰囲気ですね。」などの感想も聞きました。一人ひとりが“自分たちの学校を、自分たちでよりよい学校にするんだ”という意識をもって取り組むことの大切さをあらためて感じました。

 しかし、残念なこともあります。自転車での二人乗りやヘルメットをかぶらずに運転をしたり、急な飛び出しなどのルールを守れなかったり交通マナーの悪さについて、地域の方から心配の声をたくさんいただきました。大きな事故にならないように、また、他の人の迷惑にならないように、交通ルールと公共のマナーをきちんと守るようにしてください。さらには、通学路でもないところを通ったり、無断で私有の山林や広場で遊んだりしていた人もいました。これらも、他の人にとっては迷惑な行為ですので慎みましょう。
明日から冬休みに入ります。年末年始を迎え、気持ちも浮かれがちになる時期ですが、一日一日を大切にして時間を有効に使ってください。1月8日には始業式のあと実力テストもあります。ぜひ、この冬休みの学習の成果を発揮してください。また、規則正しい生活を送り、「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムも大切にしてください。
それでは、来年もいい年になるよう、充実した冬休みにしてください。


《校区人権フォーラムを行いました》
 12/6に本校1年生と常磐・常磐西両小学校の6年生が常磐中学校に集い、校区人権フォーラムを行いました。3校の子どもたちが、いじめや差別をなくすための学びの場とすることを目的に、中学生・小学生混成の35グループに分かれて話し合いを行いました。最初の全体会では、「大切なこと」と題した電子紙芝居を見て、人の考え方や感じ方はそれぞれであり、ありのままを大切にすることや正解だけを求めるのでなく違いを認め合うことが重要であることを学びました。
その後、それぞれのグループに分かれて「わたしのものさし」という共通テーマを題材に意見交換を行いました。グループごとに様々な意見を出し合いながら、「周りをよく見て行動できるといいね」、「人を大切にする気持ちも大切だけど、行動する勇気が大切」などの意見が出ました。
このフォーラムを通して、一人ひとりが、人権についてしっかりと考え、行動につなげていってほしいと思います。

◆三者懇談会 ありがとうございました
 先週は、大変お忙しい中、三者懇談会に時間をとっていただきましてありがとうございました。
 さて、3年生は年が明けたらいよいよ受験です。三者懇談会のあと、願書を目の前にしたことで、「受験」というものが現実味を増してきたのではないでしょうか。県立高校の後期選抜を中心に考えている人も、テストまではしばらく時間はありますが、今年は正月返上で勉強に取り組まなければなりません。
 1・2年生の皆さんは、担任の先生から学習や生活、部活動などについていろいろとアドバイスを受けたことと思います。また、通知表では5段階評定だけでなく、各教科の観点別評価にもしっかりと目をやってください。特に「C」が付いている教科については、3学期に向けて努力していきましょう。冬休みの宿題だけでなく苦手なところの克服に向けて、学校での補充学習に参加したり、質問に来るなど自分から積極的に取り組みましょう。何事も遅すぎることはありません。

<保護者の皆様へ>
 本日、配布したPTA広報誌「ときわぎ」第86号に掲載の『携帯電話に関するアンケート』の結果から、携帯電話やスマートフォンが予期せぬトラブルにつながることがわかります。また、最近の新聞等でもラインなどが原因で犯罪に巻き込まれる実態が報道されています。このアンケートをもとに、携帯・スマホについて、ぜひ、家族で話し合っていただきたいと思います。『e-ネットキャラバン』公式HPの「資料ダウンロード」にある「e-ネット安心講座」テキストもぜひ参考にしてください。
 また、冬休みに向けて、PTAをはじめ地域や関係機関の方々の協力を得ながら生徒の見守りに取り組んでいるところですが、子どもたちに対しても、以下の内容を伝えながら、命の大切さとともに安全、安心について指導をいたしました。以前、この「常中だより」でもお伝えしましたが、あらためて、各ご家庭においてもご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。

○外出する際は、昼夜問わず行き先、帰宅時間、同伴者をお家の方に必ず告げること。
○夜間の不必要な外出は控えるとともに、午後10時以後の外出は絶対にしないこと。
※青少年の夜10時以後の外出は「三重県青少年健全育成条例」で禁止されています。
(三重県青少年健全育成条例 第19条:午後10時から翌日午前5時までは外出させない)
○登下校中に不審者に声をかけられたり、後をつけられたりするなどの事案が発生した場合には、子どもを守る家等に助けを求めたり、お家の人や学校に連絡すること。

  
〜表彰しました〜

<平成25年度 秋の火災予防運動 防火ポスター>
【優秀賞】川端詩織、多田萌里
<北勢地区中学校バドミントン大会> 
(シングルスA)【準優勝】樋尾萌里 
(シングルスB)【3位】新居彩音 
(シングルスC)【3位】廣田 華子
<三重県中学1年生テニス選手権大会>
(男子シングルス)【4位】須ア洸介
(女子シングルス)【4位】山本知里
<第85回北勢地区6人制ジュニアバレーボール大会>
(女子大会)【3位】 【優秀選手賞】原囿柚希、小林紗奈
(男子大会)【優秀選手賞】浅井宏泰
<三重県小中書写教育研究会 第四十二回競書会>
【特等】戸上恭葉、廣瀬あや子、川村菜々夏、戸上和葉
【一等】田中あすか
<第33回全国中学生人権作文コンテスト>
(三重県大会四日市予選)【最優秀賞】下和田アンナ
(三重県大会)【奨励賞】下和田アンナ

 常中だより(14号) 2013.12.4
 吉田山の紅葉も終盤を迎えました。10月初旬は30度あった気温も先週には最低気温が氷点下となり、四日市での11月の観測史上で最も低い気温を記録しました。短い秋を終えて、季節は確実に冬へと変わっています。12月は師走とも言い、気持ちもあわただしく感じますが、こんな時こそ安易に流されず、目標に向かってがんばってほしいものです。スポーツでも、冬の過ごし方で春にどんな結果が出るか決まるとよく言われます。さあ、未来の自分に向かって、一歩ずつ、全力で取り組んでいきましょう。

◎学力の向上をめざして〜学びの環境づくり〜
以前、この「常中だより」で、学力の向上には“学習意欲”と“学習習慣”が重要と書きました。“学習意欲”は、「なぜ?」という疑問や「もっとわかりたい」という気持ちから出てくるもので、それを、日々の生活の中で習慣として取り組むことが“学習習慣”と言えます。そして、どちらにも影響があるのが学習の環境だといえます。
今、2学期の期末テストが終わって少しホッとしている様子がみられますが、本当に大切なのはこれからです。ぜひ、テスト勉強で机に向かった時間を継続してください。そのための環境づくりを行いましょう。
学校では、校舎の各階の廊下などに教科から出題された問題が貼り出されています。時折、友だち同士で一緒に考える姿もみられます。お家でも、学習の環境づくりを行いながら学習習慣を定着させましょう。
『継続は力なり』です。

《3年生進路説明会を行いました》
11月15日に3年生の生徒・保護者を対象に進路説明会を体育館で行いました。進学や就職に関する様々な情報や現状、高校入試制度や受験の手続き方法などについて詳しく説明しました。
3年生は12月11日から13日に行う三者懇談会で具体的な進路を決定することになります。特に進学の場合は、懇談時に受験校を決定し、すぐに受験手続をすすめることになります。大きな決断になると思いますし、誰もが不安で迷います。だからこそ、各家庭でしっかりと話し合ってください。また、わからないことは学校に相談してください。
様々な情報があふれていますが、間違った情報に振り回されたり、自分自身を見失わないようにして、悔いのないように決断してください。そして、目標を決めたらそれに向かって全力でがんばりましょう。何事にも遅すぎることはありません。今からできることがきっとあるはずです。

<小学校乗り入れ授業>
四日市市では、幼稚園・保育園・小学校・中学校の連携を強化し、一貫性・系統性のある教育をすすめるため「学びの一体化」を推進しています。そのひとつとして、中学校の教員が小学校で授業を行う“乗り入れ授業”を行っています。今年も6年生を対象に、11月26日には常磐小学校で正四面体、正六面体(立方体)、正八面体を自分で作り、辺や面、頂点の数の変化を調べながら立体の特徴について学習しました。また、11月27日には常磐西小学校で「地震と防災」について、液状化の実験やハザードマップを通して災害について考えたり、効果的な避難について学習しました。
どちらも中学校の学習につながる難しい内容でしたが、一生懸命に取り組む姿に感心しました。4ヶ月後の入学がとても楽しみですね。

 避難訓練〜命を守るために〜
11月27日に全校避難訓練を行いました。今回は期末テストの最終日で、テスト終了後の休み時間に地震が起こったという想定の訓練でした。廊下で友達と話していた場合、トイレに行っていた場合、…と実際に普段の休み時間の行動を想定しての訓練でしたが、窓ガラスから遠ざかる、頭を守りながらその場にしゃがむ、揺れが収まってから避難するなど適切に行動できました。また、避難指示から4分以内で全校生徒が避難完了でき、協力しながら迅速に行動できたと思います。
今後30年間で東海地震が起こる確率は87%、東南海地震の起こる確率は60%と、いつ地震が起こっても不思議ではない状況と言われています。
重要なことは、災害に備えるとともに、中学生は救助する側の人として「命を守るために行動する」自覚を持つことですね。

<学校アンケートへの協力のお願い>
毎年、学校が取り組んでいる教育活動について、『学校ビジョン』に示した内容にもとづいて進み具合を把握し、達成に向けた改善を行うために、学校アンケートを実施しています。
今年は11月29日にアンケート用紙を各家庭に配布させていただきました。もうすでに提出していただいたご家庭もありますが、まだの方は、お忙しいとは存じますが、ご協力をいただきますようお願いいたします。
なお、提出締め切りは明日(12月4日)になっていますので、よろしくお願いいたします。

<三者懇談会のお知らせ>
12月11日(水)〜13日(金)の3日間、三者懇談会を行います。1・2年生は2学期の学習状況や学校生活の様子、冬休みの過ごし方などを中心に、3年生は2学期の学習・生活状況とともに、私立高校や公立高校の前期選抜等の受験校を決定する懇談になります。
年末で大変お忙しいときに申し訳ありませんが、万障繰り合わせの上、時間を割いていただきますよう、よろしくお願いします。
なお、詳しい懇談時間はすでに担任から連絡させていただきました。
変更がある場合は、学校まで電話等で連絡をお願いします。


 12月の生活目標!!

「人を思いやる心を大切にしよう!(仲間を大切にしよう)」
12月4日〜10日は人権週間です。全国で啓発活動重点目標「みんなで築こう人権の世紀〜考えよう 相手の気持ち 育てよう思いやりの心〜」のもと、啓発活動が展開されています。
学校では、道徳や総合の時間を中心に人権学習に取り組んでいます。
また、12月6日には常磐中学校で中学1年生と小学6年生を対象に校区人権フォーラムを行います。この機会に、相手を“思いやる心”や人権についてしっかりと考え、行動しましょう。
一番大切なのは、“行動する勇気”です。

 常中だより(13号) 2013.12.4
 朝夕の気温差が大きくなり、正門横の木々も色づき始めました。確実に季節は晩秋から初冬へと向かっています。2学期は学校行事や学年行事が目白押しであわただしく過ぎていく感がありますが、来週の期末テストが終われば、もう12月を残すばかりです。もう一度、自分の足元をしっかりと見つめながら、目の前にある課題に向かって全力で取り組んでいきましょう。

 最後まで粘り強く力走する姿に感動〜三泗駅伝大会〜

11月6日、三泗地区の28校の中学校が参加して、三泗地区中学校駅伝競走大会が中央緑地陸上競技場および周回コースで開催されました。女子が10時スタート、男子が11時30分スタートの順でレースが行われました。
女子も男子も、最後まであきらめず、1秒でも早くゴールしようと頑張った選手の皆さんは、どのチームにも負けない立派な姿でした。
全校から選ばれた「駅伝部」として、3年生は10月初旬から、1・2年生は新人大会終了後から、早朝や放課後に練習に取り組みました。厳しく苦しい練習を経て迎えた大会でしたが、その中でも、3年生は、2年生・1年生を引っ張ってくれました。また、選手に選ばれなかった人も、大会中は補助員としてしっかりと選手をサポートしてくれる姿も見られました。
特に、最後まであきらめず、タスキを渡す瞬間まで粘り強く力走する姿は、スタンドで応援してくれる保護者や関係者の方々に感動を与えるものでした。県大会出場こそ果たせませんでしたが、日頃の選手の練習への取り組みは、必ず来年につながると思います。1年後ではありますが、立派にタスキがつながりました。これでこそ本当の意味での駅伝だと思います。3年生の皆さん、ご苦労様でした。そして、2年生・1年生の皆さん、来年を期待しています。
<三泗中学校駅伝大会出場選手>
(女子)15位  
1区=奈須奏美、2区=倉田彩友果、3区=小林紗奈、4区=橋本さくら、5区=山本奏穂
補欠=西口陽菜・倉田彩実果・小林美結
補助=杉本琴音・西川みつき
(男子)10位
1区=高嶋友良、2区=渡瀬立眞、3区=三村隼太、4区=横谷快、5区=丸山遼
6区=古市将之
補欠=飯塚晴也・糸魚川真也・松本達也
補助=吉田岳志・溝口裕斗・神田龍利・中道玲央

◆プロに学ぶ3日間〜2年生職業体験学習〜
11月13日〜15日の3日間、2年生は市内の87事業所にお世話になり、職業体験学習を行いました。体調を崩して「欠勤」した人やうっかりと遅刻をしてしまった人もいましたが、自分が選んだ職場で、事業所の人たちから時には厳しく、時には優しく指導してもらいながら、働くことの意義を肌で感じ取ったようでした。ホームページの速報でもお伝えしたように、緊張の中にも、にこやかな笑顔で働いている姿がありました。
この3日間の職業体験学習を通して、「働く」とともに、事業所の方との「コミュニケーション」も学習したことと思います。この実習の中で普段とは違う多くの大人の方と接することは大変貴重な体験です。また、事業所で働いている子どもたちの姿は、普段、学校の授業では見られない姿でもあります。働くことの大変さや苦労、あるいは楽しさは頭では分かっていても、実際に体験しなければ本当の意味では分かりません。今回の体験で、頭だけでなく体でも、さらに心でも働くことの重要性を感じ取ったことでしょう。これからも働くことの大切さ、重要性を常に頭に置いて、そのために学習を頑張ってほしいと思います。
ご協力いただいた事業所の皆様には、厚くお礼申し上げます。

◎1年生は福祉体験学習を行いました
11月14日、1年生は「福祉学習」の一環として、各クラスの班ごとに分かれて市内25箇所の福祉施設に訪問し、福祉体験学習を行いました。施設の方にいろいろと教わりながら、施設の方と一緒になって作業やレクレーションを体験しました。また、施設の方に仕事の話を聞いたり、介護が必要な方や障がいをもつ方など、入所している方々と接した実体験により、改めて「福祉」についてしっかりと考えることができたと思います。お世話になりました施設の方々には、厚くお礼申し上げます。
※各体験学習の様子は学校ホームページでご覧下さい  http://www.yokkaichi.ed.jp/tokichu/

◆◇表彰伝達を行いました◇◆(※9月以降で中体連新人大会以外の分です)
<三泗小中科学展>
(課題研究)廣田雄亮、橋爪咲、坂東夏枝、宮井智子、布尾円香、山原瑠風
(自由研究)中山諒祐、佐野加歩、若部誠司、戸上和葉、山原瑠風、岡村一輝、廣田華子
<社会科作品展>
 (郷土研究)山原瑠風、田中あすか、黒川和真、竹野有美、多田萌里、板津萌香・松本茉紘、
佐野加歩、稲垣美咲、田邉明・五十嵐美月、寺本七海
<新聞スクラップコンテスト>
(審査員奨励賞)新居 彩音  (入選)山崎花菜、風間三緒
(佳作)田嶋壮太朗、長岡朱音、小林萌花、小田果琳、高畑遼也、伊東史華、戸上和葉、児島世梨、福山歩美、奥山歩美、岸下未侑、谷明華
<読書感想文コンクール>            <四日市市民バドミントン大会>
 (入選)山原瑠風、松田直希、木下実久      (女子ダブルス3位)樋尾萌里・白石光希
<四日市短詩型文学祭(現代詩)>         <全国ヤングバレーボールクラブ男女優勝大会>
 (CTY賞)山原瑠風              (Uー14女子3部B:準優勝)紀藤海咲 
<交通安全作品展(習字)>           <菰杯テニス大会>
 (金賞)中西真由                (女子A級団体戦)優勝
<川越高等学校杯中学生英語弁論大会>       (女子B級団体戦)準優勝
 (奨励賞)横山亜衣              <石岡敏作郎杯剣道大会>
<三泗地区中学校英作文コンテスト>        (敢闘賞)女子団体
(努力賞)椎木彩絵、海田理恵           
            
◆◇今できることに全力で取り組もう!◆◇
早いもので、来週の月曜日から期末テストです。準備はできていますか。野球のメジャーリーグで活躍するイチロー選手の言葉に、『しっかりと準備もしていないのに、目標を語る資格はない。』そして、『結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる。』というのがあります。とても厳しい言葉ですが、すべてに通じる言葉だと思います。目の前のことから逃げずに、全力で取り組めば、そこから道は拓けると思います。さあ、がんばっていこう!

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