梅雨に入りました。先月の金環日食に続き、先日は部分月食、金星の太陽面通過という天体ショーが続き、空を見上げる回数が増えています。晴れるか曇るかはたまた雨か、天気が気になることが多かったような感じがします。梅雨に入ったので、しばらくは快晴を望めませんが、気持ちだけでも晴れ晴れとし“生き生きと輝いて”いきたいものです。 さて、1学期もあと一ヶ月となりました。梅雨のうっとうしさに負けず、毎日の授業に、部活動にしっかりと頑張ってほしいと思います。
<学校公開日 授業参観ありがとうございました> 6月7・8日に学校公開をさせていただきました。両日とも、大変お忙しい中、保護者の皆さんを始め、地域の皆さん、関係校園の先生方などたくさんの方々にご参観いただきありがとうございました。当日ご記入いただきました感想を掲載させていただきます。
・授業中、若干リラックスしすぎのような感じがした。先生の質問に対して、まじめに答えていない場面も見られた。先生は、うまく流してかわされていたが、時にはガツンと言っていただいても良いのではないか。 ・学年集会では、「姿勢を正して」の合図にきちんとできていない場面があったが、先生がやり直しをしてくださったことは良かった。 ・学校全体は静かで、校内を歩いている生徒は見かけず安心した。 ・午後の授業であったが、若干眠そうで意欲的に取り組む姿が見えなかったのが残念だった。 ・学年集会は、先生方が子どもたちに「自治」させてやろうとしてくださっている様子がうかがえた。家庭でも今日思ったことを子どもに伝え、子ども自身に何ができるか考えさせたい。 ・部活動を参観した。生き生きとしていて良かった。挨拶が少なかったのが気になったが、何人かはきちんと挨拶ができていた。部活動の様子は参観日では見られない姿なので、保護者の方もたくさん参観して親同士の交流もしたい。 ・先日、自分の子どもが「授業中に他の子が騒いだりいたずらをしたりすることがあり、気が散って先生の声が聞こえない」とぼやいていることがあった。先生が注意し、少しは良くなったとも言っていた。 ・部活動で、毎日厳しい練習について行くのにヘトヘトのようで、宿題ができていない。できれば、テストの前日は朝練を休みにしてほしい。 ・うるさくなく授業ができていた。休み時間も先生方が廊下にいて生徒の様子を見ていただいており、大変とは思うがこれからもよろしくお願いしたい。なるべく親も学校に足を運ぼうかと思っている。 ・3年生の教室の後ろのロッカーが乱雑で、教科書等がたくさんおいてあるのが気になった。 ・生徒が集中して授業に取り組んでいる姿に感心した。廊下などきれいに掃除されていて、気持ちよかった。 ・1年生の英語の授業で、全員で先生の後について発音しているのが、声が小さく元気がないように思った。 ・落ち着いた雰囲気で授業を聞いていると感じた。3年生の音楽が楽しそうだった。 ・1限目と午後からの集中力が違うように感じた。 ・とても静かな環境で勉強に集中している姿があった。自分の目標やプロフィールなどが見やすく、それぞれが目的を持って生活している様子もうかがえた。 ・授業態度がしっかりとできていた。挨拶もあり、気持ちのいい参観ができた。
<学校づくり協力者会議を開催しました> 6/8学校公開日に合わせて、学校づくり協力者会議を開催しました。昨年に引き続き7名の方に委員を引き受けていただきました。当日は、委員の皆様に授業参観をしていただいた後、学校づくりビジョン等についてご説明するとともに、学校の様子などについてご意見ご感想をいただきました。 委員の皆様からは、「地域防災を自治会と学校との連携を主体に行いたい。昼間に災害があればもっとも期待できるのは中学生である。」「トイレのスリッパがそろっているなど清掃・美化活動が充実しており、来校するとさわやかな気持ちになる。」「休み時間もふれあいタイムと称して生徒との関わりを持っていただいているのはいいが、先生たちの体が心配である。」「外部ボランティアを導入するなども考えてはどうか。」「事故防止の観点からも、高齢者へのいたわりの心などを学校でも家庭でも育てていきたい。」などのご意見をいただきました。授業の様子については、保護者の皆様と同様の感想をいただきました。 今年度お世話になる委員の皆様は次の通りです。(敬称略) 宮崎徹(元常磐中学校長)、平山益子(前ときわ保育園長)稲垣芳則(主任児童委員)、稲垣正文(連合自治会長)、増田喜則(ときわ幼稚園)、笠原玲子(主任児童委員)、市川ゆかり(PTA会長)
<保護者・地域の皆様の見守りと声かけを> 学校公開でご覧いただいたように、校内では比較的落ち着いた雰囲気で授業や様々な活動が行われています。しかし、残念ながら校外へ目を向けると、地域でいろいろな問題を抱えています。地域の方からご連絡いただくことは ・通学状況が良くない。道いっぱいになって歩いたり、自転車が並列になったりして危険である。 ・登下校中に喫煙している生徒がいる。 ・公園やコンビニの駐車場などでたむろしていて、怖くて近寄れない。 ・空き地に自転車が放置されている。 連絡をいただくたびに、教職員が現場に駆けつけ、見つけ次第指導を行っています。翌日の学級指導や全校集会などで生徒に対して注意を呼びかけています。また、該当生徒の保護者の方にも連絡をして協力を願っています。触法行為などについては、警察などの関係機関にもご支援いただいています。 本校教職員も、毎日、一生懸命に生徒指導に取り組んでいます。毎日のように夜遅くまで勤務し、家庭訪問も繰り返し行っています。指導方法を改善しながら取り組んでいるところですが、なかなか改善されないのが現状です。 今後も、学校としては指導には全力を挙げて取り組んでいきますが、保護者や地域の皆様にも、生徒の問題行動を見かけられましたら、注意していただくとともに、学校へ連絡をいただきますようお願いいたします。地域で見守っていただき声をかけていただくことが、子どもたちには一つの抑制力にもなります。地域で子どもを育てていただくという視点で、これからもご協力をお願いします。
「自分の命は自分で守ろう」 1年生 防災教室を行いました 毎年、1年生では四日市中消防署の協力を得て、防災教室を行っています。昨年発生した東日本大震災の記憶はまだまだ新しいところですが、これからいつ起こるかもしれない、東海・東南海・南海地震に対して、私たちはどのように備えていったらよいのか教えていただきました。 自分の命は自分で守る。そのためには、普段からの備えが大切になってきます。地震や台風、津波などの自然の猛威には人間は勝てません。しかし、それらによる被害を最小限に食い止め、自分や周りの人たちの命を守ることは、普段からの心がけで対応ができます。 防災教室では全体で講話を受けた後、各クラス別に応急手当の仕方などを学びました。毛布を使った簡易担架で人を運ぶ方法や、骨折をしたときには教科書を添え木の代わりにし、スーパーのレジ袋を三角巾の代用として使えば、簡単にけが人の手当ができることなどを実習しました。 「備えあれば憂いなし」。万一に備えて、あわてず行動できるように心がけましょう。 何気ない行動〜「生き生きと輝く」生徒たち〜 天気が良く、暑くなりそうな先日の朝のことです。私が出勤し、職員玄関から職員室までの廊下を歩いていました。すると、反対方向から歩いてきた女子生徒が、廊下の窓を開けていました。中庭にいる生徒と話をするためかなと思っていたら、次から次へと窓を開け、私の方に近づいてきました。「窓を開けてくれているの?」と聞くと「はい」と一言。「ありがとう」と言ってその女子生徒とすれ違いました。梅雨入りしましたが、その日の天気と同様、とてもすがすがしい気持ちになりました。
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